なんだかあっという間、すぎて すごく時間が経ったかのようだ、、、
病気の進行がいままで あまりにゆるゆると
スローペースで来ていたので
最期の3日間は予測がつかないほどのスピードで進んでいき。
個体差はあると思うけれど タロの場合は不思議なことに
先週の月曜(3/4)まで、、もしかしたら見逃してたサインはあるかもしれないけど
ほぼ、なんの具体的な症状もなく過ごしていた。
ちゃんと確認してないけど たぶん10歳前後から、心臓の状態はかなり悪くて
末期の病状の説明を受けて 倒れたときに備える話を先生ともしていたけど
本当に何の症状もなく、穏やかに過ごしていた。
無理はしないように気をつけていたけど あまりに普通だった。本当に普通に。
去年に比べると 歩くペースはゆっくりになってきたな、とか
調子に乗ってはしゃぐと 疲れるかな、とか。見た目にはその程度だった。
僧帽弁閉鎖不全症の大きな特徴としては咳だけれど
今なら、咳がどういうものかわかるけれど
薬をもらいに行くたび、病院に行くたび、体調も含め咳は出るか聞かれていて
正直「 ? 」、という感じ、、。
咳が出だしたのは最期の3日間だけだった。(3/6-8)
なので初めて6日水曜になって、呼吸と心音の変化と共に
これが咳なんだ、悪くなってる、という感じを受けた。
6日水曜以降は、、、その日の朝より、その日の夕方のほうが状態が悪くなっていて
その日の夜より、翌日の朝のほうが悪くなっていて、、
同じ日でも、午前と午後では病状が変化していて
数時間後にはもっと悪くなってる、というほど いきなり症状が進み出して
戸惑った、。
それでもタロは、ふとしたときにいつものタロの表情やしぐさをして
私があまりに急激に変化していったので思わず泣き出したら
「なに~~、どうしたのー」、って 人間の顔みたいになって近づいてきて。
明らかに 私よりタロのほうがずっと大人だった、。
タロには、、最期まで自分の足で歩こうね、って 日頃いつも言っていたけど
本当に、倒れるまで ちゃんと自分でトイレにいったり
好きなところにたたずんだり、自分の足で動いていた。
ただ 最期の数時間は、息が苦しいので
座る姿勢や、ふせ、の姿勢がしんどかった、というのも あると思う、、。
あと 食べ物の匂いには反応していて 食べたそうに近づいて来たけど
実際口元に持って行くと横をむいて、いらない、ってしてた。
本当は食べたかったんだろうな、と思った。
消化管は正常だったから、。
動物の嗅覚は鋭くて
体調が悪かったり、明らかに病気が進んだりすると
体臭が変わるようで、はなちゃんも、時折、くんくん タロの匂いを嗅いでいた、。
これは はなちゃんに限らず、、見てきた動物はみんなそういう傾向があった。
だから はなちゃんが、、時々タロの匂いを嗅ぐのを見るたびに
もうすぐ、かもしれない、と思った、。
冬、気温の低い日、気温が高すぎる日、は特に気を遣った、。
お散歩も控えたり、洋服もお洒落、ではなく
防寒性を考えて、綿が入っている物や重ね着ができそうな薄いものや、、
風を通しにくいもの、なんかを選んで。
まだ ハーネスや服やいろいろ残ってるけど、もう少しこのままにしておこうと思う、。
はなちゃんは、いろいろと察してくれて ありがたかった。
はなちゃんがいてくれて助かった、。
はなちゃんは、今のところ健康で検査でも特に異常なところはなく
とっても元気。
今までは、ずっとタロに合わせて行動していたので、これからは
はなちゃんのことを考えながら過ごしていこうと思う。
今年10歳になって、今生の半分はもう過ぎた。
あまり無理せずのんびり過ごせればと思う。
ただ、やっぱりできるだけ自然でいようね、最期までそばにいるからね、って
はなちゃんにも、いつも話している、。
言葉は分からなくても動物は、その雰囲気は鋭く察するものです、。
( タロはいくつかの言葉は音の響きで 完全に理解していたけれど )
書き残しておきたいことはまだまだあるはず、だけど ひとまず。