2010年5月20日木曜日

はなちゃんの体質(血尿)

昨日も今日も、雨が降ったり止んだり。

昨日は、お散歩中 雨に降られました~~


そして、今回、ついでに、、はなちゃんの血尿の話を。

あまり、こういう体質の子は いないようなので

症例としても、少ないのでは、、ということで 書いておこうと思いました。



はなちゃんは、若い頃から、、 1歳を過ぎたあたりから、でしょうか、、

まあ、どんな犬種であれ、この時期の子は、みーんな活発でしょうけれど

たとえば、こんなことが あります、、

他のジャックのワンたちと同じように、はなちゃんも一緒になって

ボール遊びをしていたんですが

遊び方、としては

同じヒトが、同じように、はなちゃんと、もう一匹のジャックに

ボールを投げては持ってきて、それをまた投げて…

そういう遊びを繰り返していました。

ほとんどまったく同じ、運動量だったわけです。


遊んだ後、家に帰ったら、疲れて寝てしまいまして

朝、起き抜けのおしっこを見て、ビックリ、、

血尿でした。

( 初めて見た血尿は、よどんだ赤褐色 )


血尿の色は、まあ、そのときによって ビミョーに同じ赤でも色味が違ってたりします。

ちなみに、同じ運動量だった、他のジャックの子は

あとから、聞いたら まったく問題なし。 逆に驚いてまして。

そういうことが、その後、何回も ありました。



最初、初めて血尿を見たときには 本当に驚いてしまって

あわてて病院に駆け込んだものでしたが、

当時の先生たちの反応は、「 様子見 」。 治療も特になく。

それが特に不満とか、そういうものはありませんでしたが


その後、何度も何度も、血尿を出すようになり、、、

当時は、原因もわからず、、対処療法しか 処置はありませんでしたので

個人的に、この原因が知りたくなりまして、血尿が出た日の行動を

メモったり、覚えておいたりしてまして、気がついた。


ある条件下のみで、血尿が出ることに気がつきまして。

暑い夏。 運動。 同じ運動でも、水遊びやプール・お風呂遊びでは出ない。

これを、ずいぶん前に、今の主治医ではない、別の先生に

こんなことがあった、と話したら

炎天下で遊ばせるなんて、云々。

どこか、話を勘違いしてるようで。

あー… こりゃダメだ、、と それ以上説明するのも、それに答えるのも辞めました ^^;


何度も、そういうことがあって わたしが気がついたのは

運動しすぎると、血尿が出ること。


ジャックは、とかく、激しい遊びが好きな傾向があり、はなちゃんも例に漏れず。

トイレや痛みを我慢してまで、遊ぶんですヨ!


しかも、運動量は、他の子と同じ基準では、ダメ、みたいで。

( 上記の通り、他の子の基準では、血尿が出ちゃうから )


なぜ、運動か… というと

まだ、遊びたがる はなちゃんを止めて、今までより短い時間にしたとたん

血尿が、なくなりました。

どういうときに血尿が出るのか、知りたかったので

この調べている期間、、食べるものは変えず

環境他も、できるだけ 同じ条件で、ひとつひとつ、原因をつぶしていきましたが

ある知り合いの話で

人間の子供で、激しい運動が過ぎると、血尿が出てしまう、というのを思いだし。

その場合も、同じ運動量でも、その子だけ、血尿が出るんだそうです、、


もしかしたら、はなちゃんの場合も 運動、なのかもしれない、と。

そして、気温や湿度が高い夏に限ることや、

運動しているとき、当然、身体や息が熱くなり。

当時から、時計を持って行って、走ったり、遊んでいる時間も計っていました。

あまり、運動が過ぎると、膀胱なのか、腎臓か、、?

どこかから出血するようです


なので、はなちゃんの適切な運動量を見つけられるまで、

実は何年もかかりまして

そのコントロールが出来るまでが、けっこう大変でした。

( その間、何回も血尿出させちゃったよね、、ごみんね、、 )



もうひとつ、、気がついたのは

運動で、熱くなった身体をたびたび冷やすと、血尿が出なくなること。でした、、、

だから、水遊びでは 何時間遊ぼうと、運動しようと、血尿は出ない。


これが、陸上の遊びであれば、、

身体を冷やしながら、時間に気をつけながら 遊ばないと、

日暮れ時、夜でも暑い夏では、イッパツ、簡単に血尿が出ます。


なので、ウチの場合、去年などの写真を見てもらうとわかるのですけど

水道がそばにない場所での お散歩では

少量の水を凍らせた、2リットルの冷たい水入りのペットボトルを持って行くんです。

飲む、というより、身体を冷やす水が必要だから、なんです。




そして、数年後 カミナリを怖がるようになってから、、、。

( カミナリ、嫌いな子、多いですよネ うちも、あるきっかけからダメに )(笑)



カミナリが鳴り始めると、震えだし、口から水滴がたくさん出て

息が荒くなり、心拍も上がって、血圧も(たぶん)上がり、身体も熱くなり、、、

まるで、運動したときと 同じような状態だな、、、と ふと思い

まさか、な、と思ってたんですが、

カミナリの時、身体を冷やさず、放っておいたら 血尿が出ちゃいました、、、




…この話も、違う先生に話したことがありますが

まったく、話が見えないようでした。

( ずっと前の話で、まだ、今の先生に主治医になってもらってないときネ )



あまりにも、、、 どの先生に話しても、話が見えないみたいなので

いちいち、血尿で病院に行くことはなくなりましたけど

( ヒドイ時以外ね )


ヒドイ時、というのは、、血尿を出した後、安静にしていれば

意外と、ケロッ…と …というときも あるのですけど

( たぶん、身体の負担が軽傷だったときなのでしょう )


ぐったり、、となったり、嘔吐したり… 

明らかに、「 これはシロウト判断はダメだ… 」 状態になってしまうことが

ありまして、そういうときには、時間関係なくソッコー病院です。


先日の検査のとき、今の主治医の先生が カルテ見てくれて思い出したのですが

最後に血尿を出したのは、2008年の夏。

上記のように、深夜( 午前3時 )の嘔吐、血尿、ぐったり、、でした。


血液検査をしていまして、まったく異常なし。

確か、エコーもやったと思います、、

そして、やはり、いつものように 検査から病気の兆候がなかったため

止血剤、その他 薬をいただいて、対処した記憶があります。


2008年の夏は、、、いつになく カミナリが多かった年だったのですが

あまりにも長すぎて、そばに一緒についていたんですけど

うたた寝しちゃったんです、わたしが。



わたしが、気がついたら、横にいない、、、。 あれっ?…て 探したら

ずっと怖くて、毛布の中にいたようでした、、、。


あわてて、毛布開けたら、

毛布の中とか、身体がすごく熱くなっちゃってまして

すぐに、ぬるめの水シャワー浴びさせて、

身体を冷やしたんですけど、時すでに遅し…。


その日の深夜になって、、、嘔吐、トイレ見たら、真っ赤で大きなシミが。

グッタリ、、としていたので

深夜病院へ電話してみましたが、先生陣が不在のため

検査などができない、とのこと。



朝まで、あと数時間、待つ間に考えていたことは

今まで、血尿の話をまともに聞いてもらったことがなかったので

つぎのおしっこも、絶対血尿だから( 今までの経験から )持って行こう、と。


検査としては、混ざりものが多すぎて使えないけど

( それに、今は膀胱から直接フレッシュなものが採取できる )


こんなことで、血尿が出るんだよ、ということを先生方に

理解して欲しかったので

トイレシーツを裏表逆にしておいて ( 裏はビニールだから、吸い込まない )

次のおしっこを待ちまして、( 次の尿も、やっぱり赤ワインだった )

赤ワインみたいなオシッコを持って、朝イチで病院に行った、、

そんな記憶が、残っています(笑)

( 受付で、そのオシッコ見せたら、みんな驚いていました )



そして、先日の検査のさい、主治医( 今のセンセイ )に、

そのとき、先生をお願いしたけど、お休みだったんですよねえ~~、と

いう話をしていまして。


そのときの写真が、カルテにあったそうで、おお~~って言ってましたけどネ ^^;

先生も、症例的に興味を持ってくれまして。


…というのも、同じような、そういう子を 一人( 一匹 )知ってるんだそう。

でも、いくら検査をしても、異常が見つからないんだそうです。


先生の見解も、わたし自身の見解も、話していると とても似たような感じ。

わたしとしては、若い頃からの事だし、観察していて思うのは

そういう体質で、生まれてきたのかな、という。


実際、血尿が出たとき、血液検査も、尿採取も、膀胱のエコーもとったのですけど

なんの異常も なかったこと。

上記の条件が揃わなければ、血尿は出ないこと。

( 簡単に言っちゃうと、夏は運動を控えて、カミナリのときも同様、

  とにかく、身体を冷やす )

ただ、先生は、神経質になる必要はないけど、油断もしない方がいいと。

今度血尿が出たときには、ちょっと調べたい、と言ってました。


体質的なもの、病気が潜んでいる可能性は少ないこと、は

7年近く、はなちゃんを観察していて、自分自身、そうだろうな、と

思っていたことでもあります、、。


ただ、なんとなく思うのは

これから、歳を取っていったとき、、、やっぱり老化、というか

身体にガタが来たときに、泌尿器系が悪くならないといいなあ、、、と。


…とまあ、あんまりいない、こういう体質の子がいたりすることを

残しておけば、

似たような子がいたときに、理解が深まるのでは、、とも思いまして。


なので、夏になると

お散歩の時間、とともに 写真は、ぐーんと少なくなります、、^^;

( 暗くなっちゃうしネ )

はなちゃん自身は、ベランダでの水遊びが とても気に入っているようなので

それが、運動の代わりになったりも。


…とまあ こんなことがあるので、、

夏のお散歩時間は、短いと30分にも満たないことがあります

時間は、タロや、はなちゃんの年齢、その日の体調、暑さ、などによって

わたしがコントロールしていまして、

はなちゃんの意見は、却下、です(笑)

2 件のコメント:

  1. はじめまして。kazと申します。
    我が家のボストンテリアのウニも全く同じ症状でして、
    こちらに辿り着きました。
    やはり私も病院に行っても「経過観察」ぐらいにしか扱ってもらえなくてヤキモキしていました。
    これからまた暑くなりますものね。気を付けないといけないですよね。
    非常に参考になりました。ありがとうございました。

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  2. たろはなまま2010年5月28日 10:06

    こんにちは、初めまして。
    同じような症状の子がやっぱりいたのですね。
    Kazさまも、ずいぶん…気苦労が絶えなかったことだと思います。
    ウニちゃんもしんどいですものね、、

    先生によれば…
    「運動しすぎると血尿」とか、「カミナリで血尿」とか
    「身体が熱くなることが続くと血尿」…などなど
    こういったことををいくら話しても
    直接、病気につながる具体的な兆候、症例などに当てはまらないので
    いくら説明しても、実際にそういう子に会ったことがない
    ほとんどの先生は 首をかしげるだけだろう、と言っていました、、。

    先生の予想では
    たぶん、症状が出ているときに精密検査をしても、そういう子は何故か異常が出ないのだそうで
    なのでウニちゃんも、「経過観察」になってるのかも?…ですね。
    (他の子も、はなちゃんも、同様なのですヨ~~)

    ウチの場合、濃いオレンジ色から、ワイン色まで様々でして
    症状が重いほど、色は赤くなっていきまして
    そういうときには、やはり、安静が一番良いようです

    運動はコントロールできますが、カミナリは…
    本当に何時間も続いてしまうと、気が気ではなく ^^;
    お互い、また大変な季節が…(笑)
    今年の夏も、がんばって乗り切りましょうネ

    同じ症状の子を知ることができて、こちらこそ参考になりました。
    コメントくださって感謝でいっぱいです。
    ありがとうございました ^-^

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